【節分に思う企業の役割】20200204-No97
昨日は立春でしたね!、皆様は節分もどう過ごされましたか?
多くの家庭では、家族で節分を楽しまれたのではないかと思います。
逆にこの節分や立春を寂しく迎えている方も、全国にはたくさんいるのではないかと?と気になりました。
■内閣府の発表では、高齢者を取り巻く環境が段々と厳しくなっている旨を感じるものでした。
①子供との同居は減少している…昭和55(1980)年にほぼ7割であったものが、平成27(2015)年には39.0%となっており、子と同居の割合は大幅に減少しています。
②一人暮らし高齢者が増加傾向…65歳以上の一人暮らし高齢者の増加は男女ともに顕著であり、昭和55(1980)年には男性約19万人、女性約69万人、高齢者人口に占める割合は男性4.3%、女性11.2%であったが、平成27(2015)年には男性約192万人、女性約400万人高齢者人口に占める割合は男性13.3%、女性21.1%。 内閣府ホームページより
地域活性化や人と人、心と心を繋ぐことを目指している企業への期待、
そして役割は、今後更に大きくなると感じました。
■地域に愛されえる活動を継続されている薄皮饅頭の柏屋さん、
なんと490回を超える朝茶会を開催しています。 https://www.usukawa.co.jp/asacya/
昭和49年から1月を除く毎月1日の朝、朝茶会が開催され、
手づくりの薄皮饅頭と季節のお菓子を食べながら、会話を楽しめる場として、小さなお子さんから学生、社会人、ご年配の方まで多くの方に親しまれています。
ここに来られる方の中には、お饅頭ではなく、人と話がしたくて来られる方もいるそうです。
「ここに来れば、人として扱ってもらえる、人と話がしたくてここに来るんだよと…」
心が通わない、寂しい社会を創ってしまっている現状を反映した言葉だと言えますね。
人の事を想い、私自身も何ができるのか?改めて考える機会となりました。
足元から、出来ることを実践して参りましょう。
■まんが日本昔ばなし「節分の鬼」
https://www.youtube.com/watch?v=MYh8Uf31djQ
ストーリー:妻と子を先に無くしたお爺さん、なかなか自分にはお迎え(死)が訪れないと嘆き寂しい日々を送っている時に向かえた節分の日、自棄になって叫んだ言葉が「福は外」「鬼は内」でした。
それを聞いたと鬼たちは、喜んでお爺さんのお宅を訪ねてきます。
人が訪ねてくるなんて事がなかったお爺さんの家に笑い声が響き、お爺さんに生きる勇気を与えてくれたお話です。
最後まで、お読みいただきありがとうございます。
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